「人は何のために生きているのだろう?」「自分が自分であるとはどういうことだろう?」 「人と人とが分かりあえるとはどういうことだろう?」 こんな問いは、みなさんも一度や二度、考えたことがあるでしょう。 すでに、自分なりの考えを持っている人もいるかもしれません。こういう誰にも関わるような人生と世界の根本的な問題を、自分の頭で問い、徹底的に考え抜くのが、「哲学する」ということです。
「哲学」と聞くと如何にも難しい!そう思われるかも知れませんが、こんなふうに受け止めてみると、実は誰もが毎日の生活上で考える身近な課題の延長線上にあるということが分かるのではないでしょうか! 哲学というものの本体は、「問うこと」「問題意識」にあります。世に「哲学者」と言われる人たちは、こうした問題意識を人一倍問い詰め、独自の考えを築いた人たちに他なりません。 是非この「日本倫理哲学グランプリ」では今の自分を見つめ、将来の生き方を考える機会として捉え、先哲の人たちが考え辿ってきた同じ課題に挑戦してみませんか!